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作業当日までに行うことはあるか？

業者が作業に来るまでに、箪笥の中や引き出しの中に貴重品や思い出の品がないか、どのようなお品物があるのか確認は必要であると思います。
全てを確認することは困難であることから、見られるだけでもけっこうです。気を遣っていただき、不要な物を袋詰めなさってくださるご遺族様もいらっしゃるのですが二度手間となってしますケースが多々ございます。
燃えるゴミだけに仕分けていただいでも、中身を確認させていただくと、燃えないゴミが混ざっていることもございます。混合してる廃棄物をそのまま廃棄するわけにはいかないので、当社では申し訳ありませんが、袋詰めなさっております袋については、再度中身を確認させていただいております。危険物扱いとなりますスプレー缶が混ざっていることもありますし、現金等も見つかる場合もあります。ですので、業者にあればキチンと確認をして分類分けを致しますので、お任せいただければと思います。
そして電気や水道といった公共関係の契約を解除なさってしまうご遺族様もいらっしゃいますが、できれば作業終了までは使わせていただけますと幸いです。理由としては、電気を解約されますと、部屋の間取りによっては薄暗くなり分別にお時間が掛ってしまします。
また冷蔵庫の電源が切れてしまうと余分な作業が発生することもあります。冷蔵庫の電源が切れてしまうということは、生ものや氷が溶けてしまった汁が、冷蔵庫の下まえ漏れてしまい虫が湧く原因にもなりますし、フローリングであれば変色する場合もあります。
また水道については、中身が入っている調味料関係については、中身を空っぽにしなければ処理ができない為、水道を解約しない方が良いでしょう。
ガスについては解約をしても構いません。しかしその後、一軒家の場合については、誰かが住むことや、アパートであれば、ルームクリーニングを行う場合もありますので、場合によっては、ガスも解約しない方がいい時もあります。ガスを使用することにより、キッチンの油汚れが落ちやすく作業効率があがるからです。
お客様が古紙をまとめて下さった袋なのですが、実際に中身は木が入っていました。

ガスが使えるとキッチンの清掃には最適です。

遺品整理は身内だけでできる？

できないわけではないですが、かなりの時間と肉体を駆使します。
住んでいる地域と整理する地域が違う場合は、分別がだいたい違います。普段は燃えるゴミとして捨てていたのに、ここでは燃えないゴミになったりと戸惑うこともあります。また、ゴミステーションに捨てるにしても、1回に何十袋も捨てるわけにはいかないという問題もあります。いざ整理となっても思い出話に花が咲き、作業が全然進まなかった・・・なんて話も聞きます。
ご自身で行う場合は、細かく今日はこの場所を整理するという目標をたてると良いでしょう。そして残すか捨てるか迷ってしまった場合は、一旦は残すということで保管する箱を使用すると良いです。想像以上にお時間がかかることですので、迷ったらまず保管箱を使用しましょう。
また同居などしている場合は、移動時間はございませんが、車で1時間以上かかったり、新幹線や飛行機での移動の場合もございます。移動やホテルの宿泊だけで、1回で数万円かかり数回繰り返していて、途方もない作業から断念をして当社にご連絡をいただき、お見積りさせていただくこともありますが、移動費や旅費よりも安く、遺品整理業務を行える場合もございますので、業者に見積もりだけでもお願いをしてみるというのも選択の一つに入れると良いでしょう。

捨てるのはもったいない？以外にお金になる？

家一軒の整理には、大量のお品物があります。
仮に5部屋の一軒家の場合ですと、個人差は当然でてきますが、平均しても4ｔ～5ｔ相当のお荷物があるように思います。
ただボロボロだしゴミでしょう？という事で捨てるのは早いかもしれません。今までの経験でそれなりにいいお値段がついてお品物をご紹介致します。

• 少年ジャンプの初期
• アニメのＤＶＤ
• 洋酒
• 切手シート
• 楽器類
• 骨董

上記全てがあてはまるわけではありませんが、保存状態であったり、贋作ではないか？市場にあふれているお品物ではないかといった事も考慮されますが、過去にお値段がついた物になります。コレクターが好むアニメ系のお品物は、値が崩れないといった印象です。
逆に見積もりの時によく聞かれることとして、着物があるんだけど買取りはどうなのかと質問を受けますが、生前着物をお召しになられていた方と、現在の方とでは、背の高さが違う背景もあり、お値段がほとんどつかなくなってしまいました。
それでもプロであれば、費用の軽減に努めますので、捨てる前に専門家にご連絡をしてみてはいかがでしょうか。